死因の第3位が脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)に!
8月3日に発表された2017年人口動態月報年計(概数)から、脳血管疾患(脳卒中)が、日本人の死因の第3位になったことがわかりました。
イラスト:pixta
脳卒中は、昭和26年から30年にわたって日本人の死因の第1位でした。昭和45年をピークに減少し始め、昭和56年には第2位となり、最近は死因の第4位でしたが、平成29年の人口動態統計月報年計で第3位に戻りました。
死因の第1位は悪性新生物(がん)で年間37.3万人、第2位は心疾患で20.4万人。
第3位の脳血管疾患(脳卒中)では11万人弱の方が亡くなられています。平成 29 年の全死亡者に占める脳血管疾患の割合は 8.2%に上ります。
8月17日発売の「けんいち」16号の特集は、脳梗塞・脳出血・くも膜下出血
脳卒中は、日本人の死因の第3位となりましたが、寝たきりの原因の中では第1位です。
寝たきりの患者さんの約40%は、脳卒中が原因です。
脳卒中には、脳の動脈が詰まるタイプ(脳梗塞)と、脳の動脈が破れるタイプ(脳出血、くも膜下出血)がありますが、発症数がもっとも多いのは脳梗塞であり、約75%を占めています。次いで多いのは脳出血の約20%であり、くも膜下出血は約5%。脳卒中のほとんどは、脳梗塞なのです。
8月17日発売の「けんいち」16号では、脳梗塞・脳出血・くも膜下出血の最新治療・予防とリハビリテーションを取り上げました。一次予防、2次予防(再発予防)にも力を入れて紹介しています。
脳卒中経験者にもぜひお勧めしたい特集になりました。
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