100年周期の大流行なんて都市伝説みたいなものだと思っていた。
1720年、中世のヨーロッパ人を震え上がったペスト。
1820年、コレラが世界中で猛威をふるった。
1920年、スペイン風邪とも呼ばれたインフルエンザの大流行。
世界史の教科書で見かけたことのあるいくつかの伝染病。
それって、医療や衛生管理が未熟だった大昔だから流行したんでしょ?
あらゆる分野で最先端技術が開発されアップデートを繰り返す現代に、伝染病?
まさか、世界中で1000万人以上が感染するほどの伝染病の大流行を誰が予想できただろう。
リアルな生活の中で、滅多に使わないことば【青天の霹靂】ってこういうことなんだな。数か月前まで、当たり前だと思っていた生活習慣があっさり変わってしまった。
いろいろあるんだなあ 生きているとねえ
「三密」「STAY HOME」「ソーシャルディスタンス」「マスク不足」「東京アラート」等。今年前半だけで、2020流行語大賞有力ノミネートワードが湧くように現れた。
戸惑ったり、拒否感を感じている場合ではなさそうだ。ワクチンが開発されるのはまだ随分と先の話だとか。この感染症の収束は数年後とも言われている。
きっと、収束後にはコロナ前と同じ生活は戻ってこないかもしれない。
withコロナの日々、『新しい生活様式』へ。
ふるいものを出さなければあたらしいものは入らない
ポジティブに新生活を取り入れて、頭の中もリフレッシュ出来る。今がちょうどいい機会かもしれない。
しあわせは自分のこころがきめる
緊急事態宣言が解除となり、外出する機会が増えた。今思うと、人との接触を避けて外出を控えた自粛生活だって、貴重な体験になった。ウンザリするほど時間はある。コロナ前には「忙しいから…」を理由にして後回しにしていたことがいろいろ出来た。大掃除や模様替え、断捨離。写真の整理、大作の読破、時間をかけて作る凝った料理etc
悲観的に感じていた時期もあったし自粛疲れとかいいながら、結構はかどったかも。
心の底にあるのは、相反するこんな言葉。
ひとりになりたい ひとりはさびしい
もちろん、誰もが思っているように病気にはかかりたくない。そのためには、人と距離をとることが有効な予防方法だということも理解している。
手洗いやうがい、咳のエチケットに気をつけることは『新しい生活様式』として続いてほしい。
ただ、マスクのせいで表情が読み取れなかったり、慣れない距離感でのコミュニケーション
に不安もある。
コロナ禍の前から大切にしているものはずっと大切にしていきたい。
モニター越しの会話は便利で感染予防に役立っているけど、やっぱり大切な人や家族とは
同じ空間にいたい。
人が人を慈しむ心は、どんな世の中になっても変わらないでいてほしい。
その時の出逢いが その人の人生を 根底から変えることがある
そして前回の世界一受けたい授業に続き
テレビ放送のお知らせです。
人気バラエティー番組
「モヤモヤさまぁ~ず2」で
相田みつを美術館が紹介されます。
もちろん相田一人館長も出演します。
2020年7月12日(日)18:30~19:54
テレビ東京
是非ご覧ください。
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