相田みつを美術館 第78回企画展
「うつくしいものを」
美しいものを見たら、
美しいと感動するのが子供本来の心です。
そして、感動したら自分から動くのが子供です。
それが人間です。
(「一生感動一生青春」文化出版局・角川文庫より)

みつをは「うつくしいものを 美しいと思える あなたのこころがうつくしい」 の背景をそう語っています。 みつをが紙に向かう時、いつも心の中にあったのが感動です。 心の中に湧き上がる思いが何もなく、惰性で筆を執ることをよしとはしませんでした。 感動は、美しいものに触れることから生じます。 画家が美を追い求めるように、みつをは書の美しさを追求しました。 それは表面のきれいさなどではなく、文字が本来持っている力を見つけることでもあったのです。 見る人に常に語りかけてくるみつをの書。 原点にある美しいものへの憧れを紹介する本展を、ぜひご家族でご覧いただければと願っております。
企画展詳細
開催日程
2022年6月3日(金)から2022年9月25日(日)まで
*展覧会の会期、開館時間等が急遽変更になる場合がございます。
ご来館前にホームページをご確認いただけますようお願いいたします。

相田みつを美術館
〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-5-1
東京国際フォーラム地下1階
TEL03-6212-3200
9月19日 敬老の日は、70歳以上の方と同伴のご家族は入館無料です。
館長 相田一人によるギャラリートーク
6月4日(土)、7月18日(月・祝)、8月11日(木・祝)8月15日(月)、9月19日(月・祝)
会場:展示室内
各日15:00~ 約15分
*諸般の状況により中止になる場合がございます。何卒ご了承ください。
第2ホール 特別イベント
沖縄本土復帰50周年
「名嘉ボクネン展-思えるままに-」
7月22日(金)~9月25日(日)
沖縄を代表する木版画家、名嘉睦稔氏は、鮮烈な色彩と見るものに迫ってくる描線で知られています。
沖縄の自然を愛し、「命のみなぎりを描きたくてならない」という名嘉睦稔氏。
「いのちいっぱいじぶんの花を」と書いた、いのちの詩人 相田みつを。
睦稔氏の原色の世界とみつをのモノクロームの世界、共に「いのち」が輝く作品が今夏当館で出逢います。
今展の為に、睦稔氏が制作したみつをへの想いを込めた作品4点も特別展示いたします。

次回企画展予定
第79回企画展 「日めくりの世界」9月30(金)~2023年1月29日(日)予定
新型感染症拡大防止のため、ご入館に際し、マスクの着用、検温、手指の消毒のご協力をお願いしております。なお混雑時には、入場を制限させていただく場合がございます。
相田みつを略歴
書家・詩人。
1924(大正13)年栃木県足利市生まれ。
旧制栃木県足利中学校卒業。
旧制中学の頃から 短歌、禅に出会い、独自の世界観を書として表現する。
1984(昭和59)年「にんげんだもの」(文化出版局)が出版され作品が広くしられるようになる。 1991(平成3)年67歳で永眠。
相田みつを美術館詳細

相田みつを美術館
〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-5-1
東京国際フォーラム地下1階
TEL03-6212-3200
10:00~17:00
月曜休館 *但し、7月18日(月・祝)、8月15(月)、9月19日(月・祝)は休まず
開館いたします。(月曜日開館による振替休日なし)
一般・大学生 1000円
中・高校生 800円
小学生 300円(未就学児は無料)
70歳以上の方は800円
相田みつを美術館アクセス
JR
- 有楽町駅「国際フォーラム口」より徒歩3分
- 東京駅「丸の内南口」より徒歩5分
- 京葉線「東京駅」より徒歩2分、地下1階コンコースにて連絡(4番出口)
地下鉄
- 有楽町線「有楽町駅」より徒歩3分、地下1階コンコースにて連絡(D5番出口)
- 日比谷線「日比谷駅」(A2出口)より徒歩5分
- 千代田線「二重橋前駅」(B7出口)より徒歩5分
- 丸の内線「銀座駅」(C9出口)より徒歩7分

コメント