相田みつを美術館 第75回企画展「みつをの言葉力」
2020年2月11日~2020年6月21日


みつをの言葉は忘れない
「つまづいたって いいじゃないか にんげんだもの」
「しあわせは いつも じぶんの こころがきめる」など
みつをの言葉は一度目にし、耳にすると不思議と記憶に残ります。
なぜでしょうか?子供でもわかることばだから?
言葉にリズムがあるから?
いえいえ本当の理由は・・・
ちょっとだけ先行公開すると、くせ者なのが
「~だもの」です。
それに「~なあ」。
何気ない言葉がこの二つと結びつくと
みつをワールドが始まります。
本展では、好評だった「みつをの文字力」に続き
みつをの言葉力のひ・み・つに迫ります。
第2ホール特別イベント 六田知弘写真展「仏宇宙」


運慶作 興福寺]
前期展示


ミャンマー・バガン]
後期展示
[ナンダマンニャ寺院壁画
ミャンマー・バガン]
後期展示六田知弘写真展「仏宇宙」
前期:2月11日(火・祝)~3月15日(日)
「みほとけのかたち―日本」
後期:3月17日(火)~4月19日(日)
「みほとけのかたち―アジア」
※第1ホール「みつをの言葉力」との共通券となります。
<開催記念トークショー>
写真家 六田知弘さん×作家・僧侶 玄侑宗久さん
http://www.mitsuo.co.jp/museum/news/#hotokeuchu
日時:2月15日(土) 18:45~20:00 受付(第1ホール)18:15~
閉館20:30まで(作品もご覧いただけます)
会場:当館第2ホール
定員:100名
参加料:1,800円・ドリンク付(円融会1,000円)
お二人は、2016年の六田さんの個展に玄侑さんが寄稿文を執筆したことから親交を深められたそうです。六田さんと学生時代からの友人である当館館長 相田が聞き役となってお話を伺います。
当館での六田さんの写真展は、過去2回行っています。1回目は2008年「祈りの道」、2回目は2013年「3.11時のイコン」そして今回は「仏宇宙」、日本とアジアの仏像に焦点を当てて語り合います。


【写真家 六田知弘(むだともひろ)さん】
1956年奈良県生まれ。写真家。
モノ、人物、風景、建築、道、石、植物、壁、文化財や遺跡、古美術品など様々な事象を対象に撮影し、写真展や出版を通じて発表してきた。
2007年には国立西洋美術館として初めての写真展となる「祈りの中世 ロマネスク美術写真展」を開催。
08年には外国人としては約70年ぶりに中国三大石窟のひとつ「雲岡石窟」の全容を撮影。
09年より写真展「サンティアゴ 巡礼の道 六田知弘 東洋のまなざし」が世界各地を巡回。
11年の東日本大震災後の東北地方にて津波にのまれ。打ち上げられた被災物を撮影し、13年写真展「時のイコン-東日本大震災の記憶」を国内外で巡回。
http://www.mitsuo.co.jp/museum/news/#hotokeuchu


【作家・僧侶 玄侑 宗久(げんゆうそうきゅう)さん】
1956年 福島県三春町生まれ。慶応義塾大学文学部中国文学科卒業。
http://www.mitsuo.co.jp/museum/news/#hotokeuchu
現在は福聚寺住職の傍ら、花園大学仏教学科および新潟薬科大学応用生命科学部の客員教授、福島県立医科大学経営審議委員、「たまきはる福島基金」理事長など。
2001年、『中陰の花』で第125回芥川賞受賞。また2007年には柳澤桂子氏との往復書簡「般若心経 いのちの対話」で第68回文藝春秋読者賞、2012年、仏教伝道協会より第一回沼田奨励賞受賞。
2014年には東日本大震災の被災者を描いた短編集『光の山』にて芸術選奨文部科学大臣賞受賞。
著書多数。近著に被災地での恋と放射能の悩みを綴った『竹林精舎』(朝日新聞出版)、『やがて死ぬけしき』(サンガ新書)、『荘子と遊ぶ』(ちくま文庫)等がある。
http://genyu-sokyu.com/
※応募者多数の場合は抽選の上、当選結果をお葉書でご通知いたします。
当落通知はイベント開催日の1週間前頃のお届けを予定しております。
※受付開始は一旦17:30に閉館した後、18:15頃を予定しております。座席は先着順となります。
http://www.mitsuo.co.jp/museum/news/#hotokeuchu
<ギャラリートーク>
六田知弘(写真家)・相田一人(相田みつを美術館館長)
http://www.mitsuo.co.jp/museum/news/#hotokeuchu
日時:2月23日(日)
3月21日(土)
各日15:00~
会場:相田みつを美術館 第2ホール
※申込不要・要入館券
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